新型フリードのセキュリティを取り付けする方法について、詳しく解説しています。
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53、ここからはエンジンスタート防止機能用リレーの配線です。セキュリティON時スペアキー等による乗り逃げを防ぐ機能ですのでゼヒ活用しましょう。
次にステアリングの根元のカバーを外します。下から見上げると銀色のビスの頭が3か所見えますので全て外します。
54、上カバーの先端部から真上に引き上げるとカバーが外れますので①上側②下側の順に外してしまいます。
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56、キーシリンダーへつながる大きな茶色のカプラーを一旦引抜きます。
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58、線側からカプラを見て、上段右から2本目、赤色線に製品からの白線を分岐タップ(茶)で接続します。
59、同様に上段右から3本目黄色線と製品に付属のリレーからの白線を先程同様分岐タップ(茶)で接続し、リレーからの黄線を製品からの黄線と圧着端子で接続します。
60、そしてカプラーの下段右端の桃色線を極力、中央の長さで切断します。
61、切断した桃色線のカプラー側と、リレーからの緑線(2本の内の外側)を圧着端子(黄)で接続します。
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63、切断した桃色線の車輌側はリレーからの緑線(2本の内の中央側)と接続します。
64、次にブレーキペダル信号です。フットブレーキの根元(図64で指で示す位置)にカプラーがありますので一旦外します。
図65の薄緑色線と製品からの橙色線を分岐タップ(白)で接続し、完了後カプラーを元に戻します。
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66、先程、接続作業の済んだリレー自体をステアリングカバーの中の太いハーネスに、付属のインシュロックで共締めし固定します。
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68、振動センサーの固定です。
サイドブレーキペダルの奥にA/Tシフトレバーからミッションへのワイヤーが通っていますので、これに付属のインシュロックで固定します。
69、カーペットの裏へコードを隠しながら右へ移動します。
70、逆にカーペットの奥へ製品からの桃色線を隠しながら左へ移動します。
71、センターコンソール下の小物入れに桃色線を隠しながら助手席足元側へ移動します。
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73、助手席グローブBOXの取り外しです。
74、まずグローブBOXを全開にしますと・・・
75、・・・指で押えた位置にロックがありますので・・・
76、・・・左右共同時に押込みます。
77、するとグローブBOXが手前に出て来ますので
78、根元のヒンジ部のはめ込みを解除します。(左右両端共)
これでグローブBOXが完全に外れますので・・・
79、次いで、その下のカバーも外します。はめ込んであるだけですので指で外します。
80、先程回して来た桃色線を取り回し左へ移動します。
81、既存のハーネスにひと回しして略式固定します。
82、発煙筒の位置から上奥に太いハーネスがエンジンルームへ通っているのが見えます。
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84、このゴムグロメットを使い、桃色線を車内からエンジンルームへ通します。少し根気が必要ですが無理をせず、作業を進めましょう。
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86、エンジンルーム側からです。
バッテリーの奥、エアクリーナーBOXの奥に配線通しが見えます。
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88、ゆっくりゆっくり引き抜いて来るとやがて桃色線が見えて来ます。
今回撮影の為、サイレンを見え易い位置に固定しますが(図88の右上、○部分に6mm径のボルトが見えます)工夫して極力隠しましょう。
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90、サイレンの黒線は直接バッテリーの-端子へ共締めします。
91、図6で外しておいたメクラ蓋にドリルで8mmの穴を開けます。
動作確認LEDを固定しますが、少しずつ穴を開け調整して下さい。
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94、図2で外しておいたスイッチパネルにLED固定済みのスイッチメクラ蓋を元に戻します。
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96、コントロールユニット上部にちょうど良い大きさの平面がありますので今回はここにセキュリティ本体を固定します。
各配線の完了したカプラーをセキュリティ本体に接続し、付属のマジックテープで固定です。貼り付ける前に必ず両面共パーツクリーナーで脱脂・洗浄しましょう。
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98、余分な長さのコードは絶縁テープで束ね、まとめます。
キックパネルやカーペットの中等、運転の支障にならない位置に隠します。
99、グローブボックスを元に戻します。取り外しの逆の手順です。
ステアリングカバーやスイッチパネル等、作業上外しておいた部品を全て元に戻して完了です。
100、運転席のウィンドーを全開にして、動作確認です。
・ドアは全て完全に閉じます。
・セキュリティリモコンでロックをしますが、すぐに窓から手を入れドアロックを手動で解除します。約5秒後に動作確認LEDが規則正しく点滅しますので、それからドアを1枚ずつ開けます。半ドアと同時にサイレンが鳴り出せば正常です。リモコンのアンロックボタンを押し、サイレンを止めます。この時同時にセキュリティも解除されますのでここまでの点検作業を各ドア分、繰り返します。
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