タント給油口の開け方完全解説|初心者でも迷わない位置・手順・トラブル対処法

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タントの給油口は、すべて同じ開け方ではありません。中古車やレンタカー、家族の車に初めて乗る場面では、足元のレバーを探しても見つからなかったり、外から押しても開かなかったりして戸惑いやすいポイントです。

迷いやすい理由は、年式や型式によってレバー式とプッシュ式が混在しているうえ、解錠状態でないと開かない車両もあるためです。見た目だけで判断すると、スタンドで手間取りやすくなります。

この記事では、タントの給油口の開け方を型式の見分け方から整理し、セルフ給油の流れ、開かないときの確認順、やってはいけない対処までまとめます。

結論

タントの給油口は、初代〜2代目では運転席足元のレバー式、3代目以降では外から押して開けるプッシュ式が主流です。迷ったときは、年式だけで決めつけず、車検証の型式・足元レバーの有無・ドアロック状態の3点を確認すると判断しやすくなります。

最初に確認したいポイント

  • 車検証で型式を確認し、どの世代かを大まかに把握する
  • 運転席足元に給油機マーク付きレバーがあるかを見る
  • スマートキー車は、まずドアロックを解除してから操作する
  • 給油口の左右はメーター内の給油機マーク横の矢印で確認する
  • 寒い日は凍結の有無を見て、無理にこじ開けない

この記事で分かること

  • タントの給油口がレバー式かプッシュ式かを見分ける方法
  • 型式ごとの開け方の目安と確認ポイント
  • セルフスタンドで迷わない給油の手順
  • 給油口が開かないときの原因別の対処法
  • やってはいけない行動と、販売店へ相談すべき状態

まずは自分のタントがレバー式かプッシュ式かを見分ける

最初にやるべきことは、給油口の開け方を推測ではなく確認することです。タントは世代によって方式が異なるため、年式だけで判断すると外しやすいです。

見分けるときは、「型式」「運転席足元のレバー」「解錠して外から押して反応するか」を順番に確認すると、スタンドで迷いにくくなります。

確認項目 見る場所 判断の目安
型式 車検証 L350S・L375S系ならレバー式の可能性が高い
足元レバー 運転席右下〜足元前方 給油機マーク付きレバーがあればレバー式と考えやすい
外からの押し開け 給油口フタ 解錠後に押して開くならプッシュ式の可能性が高い
ロック連動 ドアロック状態 施錠中に反応しないならロック連動の可能性がある

型式ごとの開け方の目安

型式で大まかな傾向はつかめます。初代L350系と2代目L375系は足元レバー式が中心で、3代目LA600系以降はプッシュ式が主流です。

ただし、グレード差や仕様差がある場合もあるため、型式だけで断定せず、実車の操作部も必ず確認してください。

  • L350S系:足元レバー式の可能性が高い
  • L375S系:足元レバー式の可能性が高い
  • LA600S系:プッシュ式が主流
  • LA650S系:プッシュ式が主流

レバーがある車の見つけ方

レバー式なら、運転席の右下や足元前方にあることが多いです。シート横ではなく、足元寄りに配置されている車もあります。

トランクオープナーなど別のレバーと間違えやすいので、必ず給油機のマークが付いているかを見てから引いてください。

  • 運転席右下を見る
  • 足元の前方を手で探る
  • フロアマットや荷物で隠れていないか確認する
  • 給油機マークの有無を見てから操作する

レバーが見つからないときの判断手順

レバーが見つからないときは、故障より先にプッシュ式の可能性を考えるほうが自然です。特にLA600系以降では、足元に専用レバーがない車が多く見られます。

  • 車検証で型式を確認する
  • ドアロックを解除する
  • 給油口フタ中央付近をまっすぐ押す
  • それでも不明なら取扱説明書の「給油」欄を確認する

レバー式タントの給油口の開け方

レバー式のタントは、運転席でレバーを引いてから、車外で給油口フタを開ける流れです。操作自体は難しくありませんが、レバーを斜めに引いたり、勢いよくこじったりすると不具合の原因になります。

  • 運転席足元の給油口レバーを確認する
  • レバーをまっすぐ手前に引く
  • 車外へ回ってフタが浮いているか確認する
  • フタを開けてキャップを外す

レバーを引く位置とコツ

レバーは、強く引けばよいわけではありません。引く方向がずれると、引けているつもりでもワイヤーに力が伝わりにくいことがあります。

重いと感じたときは、一度戻してからまっすぐ引き直してください。何度も強引に引くのは避けたほうが無難です。

  • 斜めではなく手前に引く
  • 重いときは引き直す
  • 反応が弱いときは車外でフタの浮きを確認する

開いたあとに確認すること

レバーを引いたあとは、給油口フタが少し浮いているかを見ます。浮いていれば、あとは手で開けられる状態です。

浮いていないのに何度もレバーを引き続けると、ワイヤーやレバー機構に負担がかかることがあります。

  • フタが少し浮いているか確認する
  • 開かないときは力任せに繰り返さない
  • 違和感が強ければ故障の可能性も考える

プッシュ式タントの給油口の開け方

プッシュ式は、車外の給油口フタを押して開ける方式です。足元にレバーがない代わりに、ドアロックが解除されていないと開かない車があります。

そのため、プッシュ式で最初に確認するのはフタの押し方ではなく、施錠されたままになっていないかです。

  • エンジンを停止する
  • ドアロックを解除する
  • 給油口フタ中央付近を押す
  • 開いたらキャップを外して給油する

スマートキー車で開かないときの見直し方

スマートキー付きの車は、キーを持っているつもりでもロック状態のままということがあります。まずは運転席側で解錠操作をしてから、あらためてフタを押してください。

  • ロック解除表示を確認する
  • 一度ロックしてから再度解錠する
  • フタの中央付近を一定の力で押す

押し方で失敗しやすい点

プッシュ式は、端を押したり、爪を引っかけて開けようとしたりすると開きにくいことがあります。押す位置がずれると反応しないように感じやすいです。

  • フタの端ではなく中央付近を押す
  • 何度も連打せず、一定の力で押す
  • 施錠中に無理に引っ張らない

セルフスタンドで迷わない給油の手順

給油の流れは、レバー式でもプッシュ式でも大きくは変わりません。開け方だけ事前に把握しておけば、あとは安全確認とキャップの扱いを落ち着いて行えば十分です。

  1. 停車後、シフトをPにしてエンジンを止める
  2. 給油口の左右を確認し、静電気除去シートに触れる
  3. レバー式またはプッシュ式で給油口を開ける
  4. キャップを外し、指定油種で給油する
  5. キャップを締め、フタを閉める
  6. 閉まりを確認してから出発する

給油前に確認する安全チェック

セルフ給油では、開け方以上に安全確認が重要です。特に初めて乗る車では、操作に気を取られて基本確認が抜けやすくなります。

  • エンジンを停止する
  • 火気を近づけない
  • 静電気除去シートに触れる
  • 油種を間違えない
  • 給油中は車内操作や喫煙をしない

給油口が左右どちらかを確認する方法

給油口の左右は、メーター内の給油機マーク横にある矢印で確認できます。矢印が向いている側に給油口があります。

レンタカーや中古車で慣れていないときほど、この確認をしてから給油レーンに入ると無駄な切り返しを減らせます。

  • 矢印が左なら左側に給油口がある
  • 矢印が右なら右側に給油口がある
  • 進入前に確認すると駐車位置を決めやすい

 

この記事を書いた人
ミツル

自動車整備・カーライフ情報を中心に執筆するフリーライター。整備士やディーラーへの取材、整備マニュアル・公的資料をもとに、車のトラブル原因や修理費用、車検・維持費の実情を分かりやすく解説します。運転歴15年(普通免許・大型免許保有)

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